ベンダ離脱に関する知識共有を促進する
非営利・中立・グローバル団体、日本から誕生。

今、『テクノロジー主権』が
静かに、確実に失われている

VMwareのサブスクリプション制への移行(2023〜)

  • 永続ライセンス終了 → 毎年更新のサブスクリプションモデルへ移行
  • 導入済環境でも価格見直しが必要となり、更新を機に脱却を検討する企業が増加
  • OSS仮想化(KVMなど)への移行検討が急速に進む

Oracle Java従業員数ライセンス問題(2023〜)

  • Oracle Java Global Business Unit がJavaの「従業員単位ライセンス」を導入し、多くの企業が突如として多額の費用負担に直面している
  • インストールベースに関係なく、組織規模に基づく課金体系により、特に大企業に巨額の負担が生じている
Oracle Java
従業員ライセンス問題
特別相談センター
  • 上記いずれのケースにおいても、企業の技術選定に関する裁量は、ベンダの一方的な方針転換によって奪われつつあります。
  • 企業は現在、自律的かつ持続可能なIT基盤を自らの判断で構築することが難しくなりつつあります。
  • 私たちは今、選択権の喪失という構造的リスクと真正面から向き合う局面にあります。

企業にとって、技術選定の自由は 
競争優位性の源泉です。
その自由を守るため、真に中立的かつ
グローバルな非営利団体として
USFUnchainedStack Foundationを設立致しました。

UnchainedStack Foundation
初代・代表理事 切畠智人
(LOGIQ株式会社 代表取締役CEO)

Founding Members

Unchained Stackの使命

技術によるテクノロジー主権の再構築

技術者、調達担当者、経営層が同じ視点で語れる「中立・非営利のナレッジベース」が必要
商用ソフトウェア・OSSを問わず、「どの構成なら再現性・自由度・持続性があるのか」を議論し、実証できる、
「中立・非営利のナレッジベース」が必要とされています。

UnchainedStack Foundationが提供する5つの中核機能

OSS/商用構成テンプレートの公開 再現性・移植性の高い実構成テンプレートを、中立的な立場から提供

  • Oracle JDK →OpenJDK(Azul, BellSoft 等)
  • VMware → KVM / oVirt / Proxmox
  • OpenLDAP → FreeIPA など

📌 目的:ベンダーニュートラルな構成の「定石」を蓄積し、構成選定の属人化・ブラックボックス化を防止する。

実践知の継続蓄積(フォーラム型ナレッジ基盤) 構成現場のリアルな課題・成功・失敗を「形式知化」する

  • 匿名での技術議論、構成公開、課題共有が可能
  • スレッドはカテゴリ別(Java, 仮想化, OS等)+タグ別に整理され、ナレッジベース化
  • 投稿には構成例・スクリーンショット・移行過程メモなど具体情報も歓迎

📌 目的:特定企業やベンダー内部に閉じていた「現場ノウハウ」を、誰もがアクセス可能な資産に転換する。

技術レーティングの策定(Unchained Stack Rating) OSS/商用問わず、中立かつ再現性重視の技術評価指標を構築

  • 単なる製品比較ではなく、「構成における実用性」「移行容易性」「長期運用可能性」といった観点で評価
  • OSSディストリビューター、現場技術者、調達担当の視点を取り入れた多元的な指標設計
  • 例:OpenJDKディストリビューション比較表

📌 目的:「OSS vs 商用」という二項対立を超えた、構成設計者の意思決定を支える評価軸を提供

国際連携 OSSエコシステムとの橋渡しとして、グローバルな連携を強化

  • 米・欧・アジアのOSS財団(例:Linux Foundation, Eclipse Foundation等)とのMoU/情報連携
  • OSSディストリビューター(例:BellSoft, AlmaLinux Foundation等)との技術交流・インタビュー掲載
  • 東南アジア・中東・北米など、地域ごとの技術構成事情も反映

📌 目的:日本発でありながら、国際的視野を持つOSS移行の交差点として信頼性を確立

技術者認証制度(Unchained Stack Certified)※構想中 OSS構成に対する実践知を、資格制度として可視化・証明

  • 「Oracle JDK → OpenJDK 移行の設計・実装ができる」

こうした構成単位ごとのスキルを可視化し、資格認証として提供予定。実務能力に即した評価設計とし、認定者には財団内バッジ付与・貢献メンバーとしての登録を予定。

📌 目的:「OSSに詳しい」ではなく、構成移行に実務的に対応できるエンジニアを社会に増やす

これらの移行パターンを、構成単位・要件別にテンプレート化し、
再利用可能な形式(YAML, Markdown, Visio/PDFなど)で無償公開。
構成の選択肢を標準化可能な知識資産へと昇華します。

UnchainedStack Forum

UnchainedStack Foundationは、企業のIT基盤における「ベンダーロックインの回避」と
「OSS技術の持続可能な活用」を支援する国際非営利組織です。
中立・非営利の立場から、構成テンプレート、実践知の共有、移行戦略の標準化を推進します。

202,201人が私たちと一
緒に参加しました。

法人会員制度

プレスリリース

一般社団法人 UnchainedStack Foundation の拠点

運営体制・ガバナンスに関する基本方針

非営利性

Unchained Stack Foundationは、営利企業による広告・利得誘導を排除した完全非営利型の技術支援プラットフォームです。法人からの年会費および任意寄付を主財源とし、商用プロダクトのプロモーションを目的とした投稿や特別扱いは一切行いません。

独立性

参加法人はガバナンスへの参画が可能であり、透明性と多様性のある運営体制を構築しています。参加法人は、単なる貢献・連携主体にとどまらず、社団の発展に寄与する重要なステークホルダーとして位置づけられます。

技術方針の策定体制

  • 技術指針(例:Unchained Stack Rating)は、中立委員会+設立会員による討議と合意形成によって策定
  • 監修には、OSSディストリビューター/SIer/アカデミアからのアドバイザリーメンバーも含むことを計画中

公開ポリシー・資料

以下の情報は、すべてWebサイト上で明示・公開されます

🔍 ガバナンス補足:代表理事制について

  • 代表理事:LOGIQ株式会社(代表取締役:切畠智人)
  • 社団法人は当面、単一の法人理事(LOGIQ)のみで構成 → 意思決定の迅速性・責任の所在を明確化
  • 創業会員・貢献会員会からの意見を反映するアドバイザリーボード方式を段階的に導入予定

Contributing Members

参加方法

OSS構成の現場知と実装力が集うフォーラムへの参加方法 🔷 フォーラム参加の2つのスタイル

匿名/個人アカウント(無料)

  • OSS・商用構成に関心のあるエンジニア/アーキテクト/研究者が誰でも自由に参加可能
  • 投稿時の表示名はハンドルネームでOK、所属表記不要
  • 匿名でもテンプレート投稿・構成相談・技術議論すべてに参加可能
    投稿数に応じてバッジ付与(※本人同意あれば実名化対応も可能)
参加に適している方:
  • OSS構成の移行や選定に関する現場課題を共有したい方
  • 商用ソフトウェアの囲い込みから抜け出す構成設計を探している方
  • 商用OSS支援ベンダーや技術者と中立に議論したい方

法人アカウント(創業会員/貢献会員)

  • 創業会員または貢献会員として認証された法人のみ使用可能なアカウント
  • 投稿名には法人名+担当者名(例:ABC社_インフラ部)が表示され、公式見解としての投稿が可能
  • 金バッジ(創業会員)、銀バッジ(貢献会員)により視覚的にも区別され、信頼性を明示
  • フォーラムでのテンプレート投稿、QA回答、意見投稿、連携提案が可能
投稿事例:
  • 「Oracle JDK → Azul移行時に発生した既知バグとその回避策」
  • 「Rocky Linux + KVM 構成における仮想NIC設計のベストプラクティス」
  • 「構成標準化に向けた社内移行ポリシーの公開」
投稿前にご確認ください(投稿前ガイドライン)

ご投稿の際は、以下のガイドラインをご確認のうえ、適切な内容での投稿をお願いいたします。

① 投稿の目的

構成選定・移行支援・知識共有を目的とした情報発信を歓迎します。

② 禁止事項
以下の内容を含む投稿はご遠慮ください:

  • 誹謗中傷
  • 広告・一方的なPR
  • ライセンス違反に該当する投稿

③ 推奨される投稿形式

以下のような「再現性」を重視したスタイルが推奨されます:

  • 構成図や構成ファイル例
  • 事例背景、検討結果、ライセンス補足の記載
  • OSS / 商用製品問わず、実際の適用事例に基づく内容
構成テンプレートの投稿方法について

構成テンプレートの投稿をご希望の方は、以下のガイドに沿って投稿をお願いいたします。

① 投稿フォーマット例

  • YAML 形式 または Markdown テンプレートの利用が可能です。

② 記載項目の例

以下の情報を含めていただくと、他のユーザーにとって有益です:

  • 構成対象
  • 採用理由
  • 依存条件
  • 再現手順
  • 参考URL

③ タグ付けルール

投稿時には、内容に即したタグを付与してください:

  • 例:jdk-migration, kvm-setup, oracle2openjdk など
投稿ガイドも併設

構成テンプレート投稿にあたって、投稿ガイドもあわせてご用意しております。記述に不安のある方も安心してご参加いただけます。

① Markdownが難しい場合は

  • Markdown形式での記述が難しい場合、PDFでの投稿も受け付けています。
  • ご希望があれば、事務局が代理でMarkdown形式に変換・投稿いたします。

② 匿名投稿のサポート

  • 投稿者の意図を最大限尊重し、ご希望に応じて「匿名加工」も承ります。

商標について

Java および OpenJDK は、Oracle America, Inc.およびその関連会社の商標または登録商標です。Red Hat、Red Hat Enterprise Linuxは、Red Hat, Inc. の商標または登録商標です。Oracle および Oracle Linux は、Oracle Corporation およびその関連会社の商標または登録商標です。Azul Systems は、Azul Systems, Inc.の登録商標です。BellSoft は、BellSoft の商標です。Amazon Corretto は、Amazon Technologies, Inc.の商標です。AdoptOpenJDK は、AdoptOpenJDK の商標です。その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

  • VMware®は、VMware, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Broadcom®は、Broadcom Inc.またはその関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。